イデルビオン®医療関係者向け情報

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医療関係者向け情報

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薬効薬理 臨床薬理試験

(1)定期補充療法による血漿中FⅨ活性トラフ値(国際共同試験)1)

イデルビオン40 IU/kgを7日に1回、又は75 IU/kgを14日に1回投与したときの、イデルビオンのFⅨ活性トラフ平均値(Q1、Q3)は、それぞれ20.0(17、26) IU/dL及び12.4(10、14) IU/dLであった。

定期補充療法中のFⅨ活性トラフ平均値

定期補充療法中のFⅨ活性トラフ平均値

【対象及び方法】
日本人10例を含む血友病B[血液凝固第Ⅸ因子(FⅨ)活性≦2%]患者63例を対象に、イデルビオンを7日間隔で26週間以上投与した後、投与間隔を10日又は14日間隔に切替え、又は7日間隔を維持しさらに30週間以上投与した。
FⅨ活性はシリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定により算出し、標準に対する%[100%=1 IU/mL(100 IU/dL)]とした。

(2)血漿中FⅨ活性の推移(国際共同試験)2)

イデルビオン50 IU/kg単回投与後の平均FⅨ活性は14日目まで5%以上を維持しており、日本人においても同様の結果が認められた。

単回投与後の血漿中FⅨ活性の推移

単回投与後の血漿中FⅨ活性の推移

イデルビオン50 IU/kg単回投与後の
FⅨ活性推移の要約

(IU/dL) Day1
(投与前)
Day1
(30分)
Day2
(48時間)
N
平均値(SD)
中央値
(範囲)
45
2.35(2.55)
1.80
(0.0、14.1)
45
65.8(15.5)
64.3
(41.2、125)
40
35.8(7.88)
35.9
(22.1、53.1)
(IU/dL) Day7
(168時間)
Day10
(240時間)
Day14
(336時間)
N
平均値(SD)
中央値
(範囲)
44
13.8(4.73)
13.5
(4.9、24.5)
38
9.59(4.14)
10.2
(3.4、24.8)
35
6.10(3.29)
5.30
(1.9、19.7)
【対象及び方法】
日本人10例を含む血友病B[血液凝固第Ⅸ因子(FⅨ)活性2%]患者45例を対象に、イデルビオン50 IU/kgを単回静脈内投与した際のFⅨ活性を評価した。また、一部の患者では、イデルビオン投与前に使用していたFⅨ製剤(pdFⅨ又はFⅨ)によるFⅨ活性を評価した。FⅨ活性はシリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定により算出し、標準に対する%[100%=1 IU/mL(100 IU/dL)]とした。

(3)母集団PK解析を用いたFⅨ活性シミュレーション3)

母集団PKモデルを用いて50 IU/kg単回投与によるFⅨ活性のシミュレーションを行ったところ、FⅨ活性中央値が1%以上を維持する(基準値の1%に達する)期間は、12歳以上で約23日、6~12歳未満の小児で約17日、0~6歳未満の小児で約14日と予測された。また、イデルビオン50 IU/kg単回投与後の最大FⅨ活性の中央値は12歳以上で約55 IU/dL、6~12歳未満の小児で約45 IU/dL、0~6歳未満の小児で約40 IU/dL以上と予測された。

イデルビオン50 IU/kg単回投与後のFⅨ活性持続時間

イデルビオン50 IU/kg単回投与後のFⅨ活性持続時間

【対象及び方法】
イデルビオンの承認時臨床試験(4試験)から得られたPK統合データについて、1~61歳の患者計104例から得られた2,555測定点でのFⅨ活性データを使用し、母集団PK解析を行った。FⅨ活性は、体重及び体重で調整した用量のみを有意な共変量とした2-コンパートメント母集団PKモデルとした。FⅨ活性はシリカを含むaPTT試薬を用いた凝固一段法による中央測定により算出し、標準に対する%[100%=1 IU/mL(100 IU/dL)]とした。

1)Santagostino E et al.: Blood. 2016; 127(14): 1761-1769

2)社内資料:日本人を含む国際多施設共同非盲検第Ⅱ/Ⅲ相試験(3001試験)(承認時評価資料)

3)社内資料:母集団PK解析(承認時評価資料)